佐賀県は8月27、28日の豪雨の観光への影響について、9月2日、県内の旅館・ホテルは通常通り営業しているとして、ホームページで旅行者に向けて「安心して佐賀県にお越しください」と情報発信した。長崎自動車道の武雄JCT(ジャンクション)付近に被害に伴う一部通行止めはあるが、一般道を利用すれば、武雄温泉、嬉野温泉などにアクセスできる。
国土交通省の被害集計(2日時点)では、佐賀市内のホテル10軒で浸水被害(床下2軒、床上8軒)、武雄市内のホテル・旅館3軒で浸水被害(床上3軒)が発生したが、佐賀県によると、旅館・ホテルの対応は終了しており、通常通り営業している。
長崎自動道下り線(長崎方面)の武雄北方IC(インターチェンジ)―嬉野IC間は2日時点で一般車両は通行止めだが、佐賀県では「武雄温泉、嬉野温泉にお越しの方は、長崎自動車道・武雄北方ICで下り、国道34号線などを利用すれば、問題なく温泉街に到着する」と案内している。